京都ぶらり女の一人旅

京都四季折々・お祭り

京の奥座敷   貴船神社

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ご利益


水の神様がなぜ心願成就?

水の働きから生まれた信仰です。

水は命の源ですが、汚いものを洗い流す浄化力もまた優れています。

清らかな水は、心の中の汚れまでも清めてくれます。

心が洗われると元気がよみがえります。

だから、キフネは古くは「気生根」とも書かれてていました。

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「気」は生きるためのエネルギーです。

水の神の鎮まるところ、それは「気の生ずる根源」だというわけです。

元気がよみがえれば運も開かれるということで、運気発祥、開運の信仰が生まれました。

つまり何でも願い事を聞いて運を開いて下さる心願成就の神様なのです。

霊験あらたかな話もたくさん伝わっています。

 

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なぜ「えんむすび」?

何でも願い事を聞いて下さる神様なら、男と女の仲の願いも聞いて下さるだろうと、今から1000年昔、あの有名な宮廷の女流歌人和泉式部貴船神社に参詣して、名歌「蛍の歌」を捧げて恋を祈り、その願いがかなえられました。

以来、貴船神社は「恋の宮」として知られ、おとぎ草子などにも貴船神社にまつわる恋物語も生まれています。

貴船中宮(なかみや) 恋の宮 男女(おとこおんな)を結ぶ神 遠く都のはじめより 結社(ゆいのやしろ)とたたえけり

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航海安全は?

玉依姫が船で水源の地を求めて貴船にたどり着いたという御鎮座伝説から生まれた信仰です。

大阪湾から淀川、鴨川をさかのぼり、急流をもものともせず無事貴船に船を進めたそのみごとな舵さばきから、船乗りたちが航海安全を祈りました。

その船が隠されていると伝えられる奥宮の船形石の小石を持てば航海安全ともいわれています。

その舵を巧みに操った梶取の神様は、境内末社・梶取社に祀られています。

 

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火防せ・消防もですか?

そうです。

貴船の神様は火の神様からお生まれになりました。

これは日本書紀という神話に書かれています。

「いざなぎのみこと、いざなみのみこと」という男女の神様が、この世の全ての物の初めの神様をお生みになります。

「いざなみのみこと」は、最後に火の神様をお生みになったことにより、その火に焼かれて亡くなられます。

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「いざなぎのみこと」は、その火の神様を憎いと思われて、腰の剣で火の神を三つに切り刻んでしまわれました。その一切れから生まれたのが水の神・貴船の神様です。

火も水もどちらも大切なものですが、火は取扱いを間違えると大きな災いを招きます。

燃え盛る火を鎮めるのは水の力しかありません。

燃え盛る火は風を呼び、雲を呼び、そして雨を降らせて鎮火する、火の神から水の神が生まれて火を鎮めた、この神話は火と水のかかわりをこのような物語にまとめているのです。

貴船の神様が火防せの神、消防の神といわれるゆえんです。

 

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水そのものの信仰はどんなものがありますか?

降雨、止雨を司る神様ですから、農業関係、電力関係の人達が今も雨乞いの祈願に来られます。

有名なスポーツ用品の会社が毎年スキーシーズンを前に雪乞いに、もちろんシーズンが終わればお礼参りに来られます。

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反対に晴れ乞い祈願もあります。野外で大きな行事をする時には主催者が当日の晴天を祈願します。

水にかかわりのない生産活動はまずないといってもいいでしょう。

その中でも、水道業、料理飲食業、菓子製造業、醸造業、染織業、浴場業などに携わる人々が水の恩恵に感謝して、篤い信仰を捧げています。

水がなくなればどうなるか、よく考えてみて下さい。

せめて水道の蛇口をひねるたびに水源の地に思いをめぐらせていただければ...と願っています。

 

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絵馬は貴船神社から始まった!?

古来より雨乞の社として名高い当社には、畏くも歴代天皇様より日照りには黒馬、長雨には白馬又は赤馬をその都度献げて御祈願される例になっていました。

しかし、時には生馬に換えて「板立馬」を奉納したと平安時代の文献である「類聚符宣抄」は伝えています。

この「板立馬」こそは今日の絵馬の原形と言われています。

当宮では、この故事にならい、かつて和泉式部が復縁を、平定重が蔵人昇任を、大宮人が加茂競馬の必勝を、そして源義経が源氏再興を、それぞれ大神様に祈ったように皆様方の心の願いを一枚の絵馬に託してご祈願なさいますようおすすめいたします。

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絵馬の奉納

当宮の絵馬は、絵馬発祥の社にちなんで黒馬・白馬の絵馬や貴船の神様は龍神様であるとの信仰にちなんだ龍絵馬などがあります。

絵馬収集家の方はお持ち帰りになりますが、絵馬本来の意味から、願いごとと名前を書いて境内の絵馬掛けに奉納されるのがよいでしょう。

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アクセス

河原町駅より京阪電車 祇園四条駅まで徒歩5分

京阪電車 祇園四条駅から出町柳行に乗り換え

出町柳駅叡山電車「鞍馬行き」に乗り換え「貴船口」下車(27分)

貴船口より京都バスに乗り換え、貴船行にて貴船下車(5分)

貴船バス停より貴船神社まで徒歩5分(300メートル)・奥宮まで徒歩20分

駐車場

乗用車駐車場(15台可)       2時間まで1台 500円

コメント

貴船に駐車場はほとんどありません。

できるだけ電車・路線バスをご利用下さい。

行楽シーズン(特に夏季の土日とお盆)は、周辺道路が大渋滞します。

時間に余裕をみて計画をお立て下さい。

 

住所

〒601-1112 

京都市左京区鞍馬貴船町180 

電話:075-741-2016

 

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