京都ぶらり女の一人旅

京都四季折々・お祭り

京都 随心院・はねず踊り 2020年3月29(日)

f:id:ta0725:20200324085314j:plain


薄紅色のことを古くは「はねず」といい、 この梅も同じ名で呼ばれていた。

特に山科小野の真言宗善通寺派曼荼羅寺隨心院門跡の紅梅は古くからこの名で親しまれていたのである。

f:id:ta0725:20200324085327j:plain

昔、深草少将がこの地に住まっていた小野小町を慕うあまりに、百夜通いの悲願を込めて通い続けたにもかかわらず九十九日目の大雪の夜についに代人を仕立てたのが運のつきで、少将にはもはや小町の姿を求めることは出来なくなった。

f:id:ta0725:20200324085432j:plain

f:id:ta0725:20200324085441j:plain

 

f:id:ta0725:20200324085500j:plain

その後の小町は、毎年「はねず」の咲く頃を老いの身も忘れたように里の子供たちと楽しい日々を過ごしたという。

また、少将が通い続けた日数を小町が榧(かや)の木の実で数えていたという伝説もあるが、今も隨心院の周辺に数株の古木が繁っている。

はねず踊りは、この隨心院に伝わる小野小町の伝説を主題としたものであるが、童謡や民謡の性質上、これがいつの頃から歌われ踊られたかを知る由もない。

f:id:ta0725:20200324085526j:plain

しかし、今から五十余年も前の隨心院の「はねず」が衰えはじめる頃までは毎年「はねず」の咲く頃に、里の子たちが家々を訪ねて門内の庭で踊っていたことは明らかである。

f:id:ta0725:20200324085544j:plain

f:id:ta0725:20200324085558j:plain



隨心院の「はねず」が見事によみがえった昭和48年の春、はねず踊りの復活を希う人々の声にこたえて、古老の記憶をたどりながら、五十年前の秋と曲と振りとを再生させようと歌詞の不備を補った上で、作曲家 大橋博氏、舞踏家 森本博子氏の協力を得て、ついによみがえることができたのである。

 

f:id:ta0725:20200324085349j:plain

小野梅園の梅

随心院・小野梅園の梅は梅の名所で、「京都一美しい梅」と言う人もいるほどです。

園内には約200本もの八重紅梅が植えられています。

f:id:ta0725:20200324085407j:plain


はねずの梅と呼ばれる美しい紅梅の花が見どころです。

開花は3月上旬から。

遅咲きの八重紅梅は3月中旬から咲き始め、下旬が満開となります。

 

f:id:ta0725:20200324085616j:plain



深草少将(ふかくさのしょうしょう)の百夜(ももよ)通い

隨心院には、ある悲しい伝説が残されています。

f:id:ta0725:20200324085629j:plain

それは、小野小町に恋い焦がれた深草少将の百夜通い。

小町を慕う少将は雨の日も雪の日も毎晩かかさず、小町の住む屋敷を訪れます。

ところが99日目の夜、大雪と発病に見舞われ、少将は小町の姿を見ることなく、不運にも命を落としてしまいます。

小町は少将が訪れた日々を、かやの実を糸につづって数えていたといわれ、後にその実を境内に植え、99本のかやの木があったと伝えられています。

 

f:id:ta0725:20200324085655j:plain

f:id:ta0725:20200324085707j:plain


■場 所: 随心院

■期 間: 2020年3月29(日)

※2020年度は、新型コロナウイルス対応のため『はねず踊りは中止の。

ただし3月1日(日)からの梅園の公開は通常通り。

詳しい日程は公式サイトをご覧ください。

■時 間: 11時~、12時半~、13時半~、15時

■料 金: 拝観料:1000円(通常500円、梅園500円)

■アクセス: 地下鉄東西線「小野」駅

■お問合せ: 075-571-0025

■公式ホームページ :http://www.zuishinin.or.jp/

※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。

 

 

 

 

京都の古都なら http://www.e-kyoto.net/