京都ぶらり女の一人旅

京都四季折々・お祭り

京都 貴船神社・雨乞祭 (3月9日)

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貴船と書いて、「きふね」と濁らずに読んで下さい。

貴船神社は、雨乞いの神社です。

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古来、雨を司るのは龍神の成せるわざである、との信仰がある。

雨水を司るタカオ神を祀り、降雨と五穀豊穣を祈願します。

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この神社が鎮座するここは、鴨川の水源地にあたり、平安に都がおかれた時から水を司る神として崇敬を集めています。

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降った雨を地中に蓄えさせるのは、大地にしっかりと根を張った樹木の役割で、樹木の生い茂る水源の地こそ、水を司る神様が鎮まるのに最もふさわしい場所なのである。

まさに貴船神社はそういう場所に鎮座し、「貴船」の語源が「樹生嶺」または「木生嶺」とも「木生根」ともいわれるゆえんである。

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神水と神饌を献上し、神職が「雨たもれ」と大きな声で唱えながら、榊の葉でご神水を天地に振りかけます。

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他の者も太鼓や鈴を鳴らしながら「雨たもれ、雨たもれ、雲にかかれ、鳴神(なるかみ)じゃ」と一緒に唱え、続いて、かつては馬を奉納した名残で絵馬を火で焚き、晴雨を祈ります。

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雨乞祭は、かつておこなわれていた「雨乞祈願」の手振りを今に伝える重要な特殊神事である。

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明治までは貴船山中にある雨乞の滝で「雨乞の儀」がおこなわれていた。

雨乞の滝は、一の滝・二の滝・三の滝と三段に分かれていて、酒三升をそれぞれの滝に一升ずつ流し、祈願者は鈴や鉦の音を鳴らし、太鼓を打ち鳴らしながら、《雨たもれ、雨たもれ! 雲にかかれ、鳴神じゃ!!》と囃して川に入ってお互いに水を掛けあった、といわれている。

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■場 所: 貴船神社

■時 間: 10時~

■アクセス: 叡山電鉄貴船口」駅

■お問合せ: 075-741-2016

■詳細ページ:http://kifunejinja.jp/

貴船神社周辺情報: http://www.e-kyoto.net/kyocourse/12

※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。

 

 

 

 

 


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京都 真如堂・涅槃会法要と涅槃図公開 3月1(日)~/31日(火)

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江戸時代宝永年間に描かれたという縦6m、横4mの紙本着色で極彩色の涅槃図が1ヶ月間公開され、15日が涅槃会法要です。

「花供祖(はなくそ)あられ」の授与もあります。

 

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十五夜の満月が中央に描かれ、右上の雲間に、お釈迦さまの生母である摩耶夫人が駆けつける姿もみえる。

 

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そして8本の沙羅双樹(4本は入滅の悲しみで枯れ、残り4本は供花として花が咲く)の根元に、北を頭に、西を向いて横たわるお釈迦さま。

そのまわりを菩薩など数多くの仏弟子たちが取り囲み、その光景は荘厳なものがある。

 

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くわえて弟子のみならず動物や、本来の「涅槃絵」では描かれることが稀な魚類、昆虫などもおり、本邦最多とされる127種類もの生物が描かれている点は特筆される。

そこに描かれる姿もとても写実的であり、動物たちは手向けの花を口にくわえたり、手に持ったりして、お釈迦さまの死を悼んでいる姿はけなげでもある。

こうした描写は、のちに本草学研究において作成される、精緻な昆虫図譜や若冲動植綵絵などにも、どこか通底するものがある。

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また「涅槃図」に描かれることのない、猫を含んでいる点も興味深いそうだ。なお東福寺の日本最大とされる涅槃図(縦15m、横8m・室町期・明兆作)にも、猫が描かれており、何かしらの関わりがあるかもしれない。

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真如堂・「大涅槃図・特別公開」3月1日~31日。

東福寺泉涌寺「涅槃会」3月14日~16日。

本法寺「春季特別寺宝展」3月15日~4月15日。

参観の際は、各寺のホームページなどを要確認のこと。

 

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■場 所: 真如堂

■期 間: 2020年3/1(日)~/31(火)

■時 間: 9~16時

■料 金: 拝観料:600円(入山料込)

■アクセス: 市バス5「真如堂前」

■お問合せ: 075-771-0915

■詳細ページ:http://shin-nyo-do.jp/

 

京のひなまつり(3月1日~3日)

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3月は女の子にとって何よりも楽しい桃の節句があります。

桃の節句は江戸時代に定められた五節句七草粥・桃の節句端午の節句・七夕祭・菊の節句)のうちの一つで、女の子の成長と幸せを願ってひな人形を飾り、お祝いをします。

別名「上巳(じょうし)の節句」とも呼ばれ、悪日とされていた日に紙で人形を作り、けがれを払ってから川に流すという「流し雛」 の風習と平安時代の「御人形(ひいな)遊び」とが結びついて、江戸時代に現在のようなひな祭になったといわれています。

家族の願いが込められた身代わり人形

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下鴨神社の流しびな

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流しびなは平安時代に始まったとされる、子どもの健やかな成長を願って小さな人形を子どもの身代わりに川や海に流し厄を払う行事で、ひな祭りの原型とされています。

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下鴨神社では、公募で選ばれ結婚を控えた男女が、十二単に衣冠装束姿に身を包み、桟俵(さんだわら)に乗せた和紙人形を境内の御手洗川に流します。

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また、各種雛人形が当たる抽選会や、にごり酒、甘酒の接待、琴の生演奏などの行事が盛大に行われ、毎年多くの人が集まります。

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当日は当日は先着200名に「流し雛」がプレゼントされ、販売もしています。

 

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日程:3月3日(※毎年同じ日程です)

時間:受付 10時~、神事 10時半~

料金:境内無料・参加自由

下鴨神社(しもがもじんじゃ)

京都市左京区下鴨泉川町

075-761-3460

京人形商工業協同組合)

市バス205「下鴨神社前」

 

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比売神社・ひいな祭

官女の舞や、十二単の着付けの実演、投扇興や貝合わせが行われ、ひな茶の接待もうれしいところ(一部有料)。

当神社は、平安京の東西の市場の守護神として勧請されたのが起こりだそうです。

 

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■場 所: 市比売神社(いちひめじんじゃ)

■期 間: 3/3(※毎年同じ日程です)

■料 金: 2,000円

■アクセス: 市バス 17・205「河原町正面」または京阪「清水五条」駅より徒歩約5分

■お問合せ: 075-361-2775

 

 

京の豆知識

おひなさま、東と西でこう違う !


◇男雛と女雛は左右どちらが正しい?◇


現在、関東では向かって左が御内裏様(親王:男)、右が御雛様(内親王:女)。

関西では反対となっているそうです。

古来日本では左が上位(左大臣は右大臣より偉い)。

ただこの左右は一番偉い人が下位の者を見た場合の左右なので、雛飾りでいえば御内裏様から見た左右。

そのため、御内裏様、御雛様を見上げる立場からすると向かって右が上位と言うことで御内裏様が向かって右、御雛様が左にある(別に男尊女卑論では有りません)関西の方式が日本の古来からの方式といえそうです。

これに対して関東方式は、明治以降ヨーロッパ等の習慣にあわせて女性を向かって右に配する方式を日本の皇室が採用した(西洋式の行事について)ことから、東京の人形商協会が向かって右を女性、左を男性の配置を正式すると決定したためだそうです。

 

◇おひな様のお道具◇


関東の雛飾りと関西の雛飾り、よく見ると何かが違います。

そう、それはおひな様のお道具です。

京都の雛飾りには、たんす、長持ち、などの一般的なお道具の他に、調理器具や食器、おくどさん(釜)などの生活用品がありますが、関東の雛飾りには一般的にはありません。

これも京都ならではの風習なのでしょうか。

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その他のひな祭り

西陣・富田屋 町家の雛祭り

京都では旧暦にならい、1ヶ月遅れて4月3日にお祝いします。

お客を迎え、その家の女の子に福が訪れるよう、きれいな着物を着せて歌を読だり、ご馳走を食べながら、その子の幸せを祈ります。

文化財である町家にて、昔の雛祭りのしきたりを再現し、代々の歴史あるお雛様を鑑賞しながら楽しむ催しです。

場所:富田屋(上京区大宮通一条上る)


時間:11~13時、

料金:8400円(特別料理、白酒付き)定員20名(予約は2名様以上)

夕食会(17時~):15,750円~(白酒付)(税サ飲物別)

希望により茶席も用意(予約は2名以上)。


アクセス

市バス9「一条戻り橋」

お問い合わせ:075-432-6701

 

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神足ふれあい町家 「ふれあいひな祭り」
 
長岡京市民らから寄贈された明治初期~平成の7セットのひな飾りがずらりと並びます。

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60~30年前のひな飾りを中心に、おひな様とお内裏様のほか、三人官女や五人囃子なども優美な姿を見せ、期間中は撮影もできます。

投扇興も楽しむ事ができ、喫茶コーナーでは和菓子やお抹茶、甘酒なども用意されています。

場所:神足ふれあい町家(京都府長岡京市神足二丁目13-10)

日程:2/21(土)~3/3(火) 琴の演奏:3/1 13時~、日本舞踊:3/1 14時~。

時間:9~18時

アクセス

JR東海道本線長岡京」駅

お問い合わせ:075-951-5175

 

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三十三間堂境内無料開放  


法住寺・「雛祭 つりびな展」
 
布で作った小さな人形、花、財布、金魚などの飾りをひもに付けて天井からぶら下げる「つりびな」。

ちりめんや古い着物地で作った飾りには、花は美しい娘になるように、金魚は目(芽)が出るように、唐辛子は虫が付かないように、との願いがこもっています。

住職の義母による手作りで、高さ約2メートル。

1点に5本のひもが垂れ下がり、それぞれ人形などの飾りが10個ずつ付いています。

つりびなのほか、寺に伝わるひな人形も展示されます。


場所:法住寺三十三間堂東側)

日程:2/28(土)~3/10(火)

時間:9~17時

料金:300円

アクセス

市バス206・208「博物館・三十三間堂前」

お問い合わせ:075-561-4137

          

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さがの人形の家・「孝明天皇愛玩のお雛様とさつまの糸雛展」
 
昨年のNHK大河ドラマ篤姫」のふるさと・薩摩地方で飾られた珍しい「糸びな」や「金助まり」、孝明天皇ご愛玩の「五段びな」や、寛永びな、元禄びな、享保びな、次郎左ェ門びななど、さまざまなひな人形を展示しています。

場所:さがの人形の家(三十三間堂東側)

日程:2/21(土)~4/5(日)

時間:9時半~17時

料金:一般1,000円

アクセス

市バス28「釈迦堂駅」、JR「嵯峨嵐山」駅

お問い合わせ:075-882-1421

 

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宝鏡寺のひな祭り

人形の寺・宝鏡寺で毎年行われているひな祭り。

「春の小川」 をテーマに「曲水の宴」「桃の節句」「雛まつり」の三場面が人形で再現された様々な雛人形が飾られた本堂で、島原太夫の艶やかな舞の披露に始まり、中国琵 琶と歌の生演奏などがあります。

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毎春恒例の「春の人形展」では、「京のひなまつり」をテーマに歴代皇女ゆかりの人形をはじめ多数の人形や、場面を設定した等身大の人形も展示されます。

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日程:3月1日(※毎年同じ日程です)

時間:10~16時 ひな祭りは11時~11時半

料 金:600円(拝観料)

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上賀茂神社の桃花神

花神事(とうかしんじ)とは五節句の重要な行事の一つで、神前に桃の花やこぶしの花、よもぎ餅などの神饌(しんせ ん)をそなえ、無病息災を祈ります。

儀式は本殿側の川の前で参拝することに始まり、宮司たちの行列が古来の方法にのっとって神前に神饌をそなえ ます。

この行事には一般の観光客も参列すること が出来るので、儀式を間近で見ることができます。

おごそかにとりおこなわれる神事は、今も昔も変わりません。

時間:10時

料金:参加自由

 

 

 

 

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京都 世界遺産平等院・関白忌(3月2日)

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平等院を訪れたのなら、やはり見ておきたいのは鳳凰堂ですね。

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これまで大修理が行われており、2007年9月には終了しましたが、それまでの期間は、内部拝観はできませんでした。

現在は拝観も出来ます。

10円硬貨に描かれている建物は、一目見ておきたいものです。

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平等院の創建者で、宇治関白として知られる藤原頼通を偲んで営まれる忌日法要です。

昭和の大修理後の1958年に復活されて以来、毎年続けられています。

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2010年に復元された住職の「裘代五條袈裟(きゅうたいごじょうげさ)」は、1053年創建の平等院落慶式で導師が着用したとみられるもので、6枚の衣を重ね、裾が通常より長いのが特徴です。

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宝物館・鳳翔館は旧宝物館の6倍以上の容積で、本格的。

最新デジタル技術によるコンピューター・グラフィックスを駆使した復元映像展示や、平安時代仏教美術等が企画・展示されています。

 

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鳳凰

10円硬貨に描かれている建物です。

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鳳凰堂もとは鮮やかな朱色で塗られ、屋根の上の鳳凰も金色に輝いていました。

しかし、現在は風化し、くすんだ木の色となって佇んでいます。

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美しい姿を見せてくれる鳳凰堂ですが、当時の姿にも興味がありますよね。

現在、鳳翔館では、往時の鳳凰堂の姿を映像で解説。

極彩色の建物や、天井に貼られていた鏡などを再現しています。

また、自然界においても、貴重なものが復活していました。

 

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扇の芝

観音殿の北側にある扇形の芝生。

 

源頼政 辞世の和歌

     埋もれ木の 花咲くこともなかりしに

            身のなるはてぞ 哀れなりける

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砂ずり藤

平等院の魅力は、歴史建物だけでなく四季折々に変化する景観も挙げられます。

特に春に開花する藤棚は圧巻です。

「砂ずり藤」と呼ばれており、見る物の目を奪いますよ。

地面の砂にすりそうなぐらい長く垂れ下がっていることからこの名がついた藤棚は、宇治の春の風物詩とも言われています。

樹齢280年にもなるそうですよ。

藤の花の甘い香りが漂い、視覚だけでなく嗅覚も楽しませてくれます。

 

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平等院表参道を散策してみては如何ですか

平等院は、その歴史的建造物だけでなく、表参道も人気スポットです。

数々のお茶屋さんやお土産屋さんが立ち並ぶ表参道は、多くの観光客が立ち寄るグルメスポットでもあります。

 


今日もちょっと京都通。

次回もよろしくお願いします。

 

<京都駅から宇治へのアクセス>

1: JR奈良線で「宇治」駅下車。

2: 京阪電車の場合は、「中書島」駅で宇治線に乗り換え、「宇治」駅下車。

※普通で「中書島」駅から約14分

3: 近鉄電車の場合は、「大久保」駅で京阪宇治バスに乗り換え、「京阪宇治」駅下車。

※「大久保」駅から約17分

■場 所: 平等院

■期 間: 3月2(※毎年同じ日程です)

■料 金: 拝観料:600円(庭園と鳳翔館)

■アクセス: 京阪電車「宇治」駅、JR奈良線「宇治」駅

■お問合せ: 0774-21-2861

■宇治周辺情報:http://www.e-kyoto.net/kyocourse/544

■公式ホームページ:http://www.byodoin.or.jp/

 

 

 

 


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京都 嵯峨野トロッコ列車運転始動 (3月1日)

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冬の間(12/30~2月末日)運休していたトロッコ列車が春風をきって動き出します。

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8つのトンネルをくぐり、保津峡の渓谷美を乗客に楽しませながら、旧山陰本線の嵯峨~亀岡間を走ります。

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由来

開航400年の保津川下り


長岡京時代…

水運によって木材を輸送、寺院や城の造営に

京に都が置かれる前から、保津川の水流を利用して京都や大阪に物資を運ぶための水運「川下り」が行なわれていました。

その後、上流の丹波から筏に乗せて木材が輸送され、天龍寺臨川寺大阪城築城、伏見城の造営等に貢献しました。

まっすぐに剪定された姿で有名な北山杉は、床柱などに利用されます。

1606(慶長11)年~昭和23年頃…角倉了以の開削、産業を支える 徳川家康の許可のもと、安南(ベトナム)へと朱印船を派遣して海外貿易を行い、川大名と呼ばれた京都の豪商・角倉了以によって保津川開削され、難工事を経て物流河川としての水路が開かれてからは、米・麦・薪炭等も高瀬舟で輸送されるようになりました。

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明治32年~戦後…水運としての役目を終える


山陰線の開通、トラック輸送の発達によって、筏と船による水運利用は次第に姿を消していきました。


・明治の28年頃~現在…観光遊船として人を運ぶ

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保津川峡谷の四季を通じた自然美を活かし、遊船として観光客を乗せた川下りとして生まれ変わりました。

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亀岡~嵯峨間で16kmの保津川下りは、今や海外からも利用者が増え、年間を通じて約30万の観光客が訪れています。

 

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手作りから再出発したトロッコ列車

現在トロッコ列車が走っている線路はその昔、京都政財界の大御所・田中源太郎氏が敷設した京鶴線(旧山陰本線)の一部でした。

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1989年に山陰本線嵯峨野線)の嵯峨(現在の嵯峨嵐山)~馬堀間が新線に切替えられ廃線に。

しかし、保津峡谷を縫って走り、車窓から素晴らしい景色で乗客を楽しませてきたこの廃線区間を観光用に開発する事になりました。

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錆びた線路、朽ち果てた枕木等、路線を整備して沿線に桜を植樹、木々や草の手入れをして、9名の職員の手作りによって1991年、再スタートを切りました。

「乗客はせいぜい20余万人程度しか来ない」「3年ももたない」等と言われていましたが、開業初年度はなんと、68万人もの人が押し寄せたといいます。

沿線に植えられた桜並木、ライトアップや列車案内等の温かなおもてなしと保津峡の景観は今も守られ続け、海外からの乗客も含め例年90万人がトロッコに乗って出発進行しています。

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蓮華岩を越えた先にあるこの橋は、建設当時「アジアで最も大きい橋」と言われていました。

レンガ造りに風情がありますね。

新たな動力の出現によって、一時は衰微を辿った保津川下りと旧山陰本線

復活をかけて多くの人が難工事に流した汗と涙の末に、移動の手段からエンターテイナーとして姿を変え、京都観光の人気と共に今もなお、ますますの盛況ぶりをみせています。

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櫂を握る船頭さんの手、沿線に桜と紅葉を植え続ける人たちの手。

四季折々の保津峡の景色と、駅員や乗客同士の触れ合い。

豊かで便利になった世の中を高速で突っ走って来た私達は、線路のあちこちでいつの間にか落としてきたものを、拾い集めに来たのかもしれませんね。

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京都府の真ん中、丹波高地から始まった保津川の流れは、大堰川と名を変えて名勝・嵐山へと私達を運び、渡月橋を越えると桂川となります。

後に鴨川と合流、木津川、宇治川と束ねられ、そして淀川となって大阪湾へと流れて行きます。

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保津川下り 定期船の出船時刻所要時間約2時間

(水量の都合により多少早遅があります)

一隻定員になりしだい随時出船する事もあります 土、日、祝日は随時運航となります 。

 

■期 間: 3/1~12/29

(※毎年同じ日程ですが、祝日を除く水曜が運休の期間もあり)



保津川下り 料金表

● 料金は普通料金です。

● 小人の年齢

トロッコ列車: 小学生

バ   ス  : 小学生

保津川下り: 4才から12才

普通料金 大人 小人

トロッコ列車(片道) 620円 310円


*バス

トロッコ亀岡駅から保津川下り乗船場行きのバスです。

最終の定期船に間に合う時間まで運行しています。

それ以降の時間は運行していないのでご注意下さい。


*タクシー

トロッコ亀岡駅から保津川下り乗船場行き(予約限定区間)のタクシーです。

トロッコ嵯峨駅トロッコ嵐山駅にて、トロッコ列車ご乗車の前に予約が必要です。

(当社で乗車券をお求めいただいた価格です。)

最終のトロッコ列車『嵯峨野15号』まで、ご利用いただくことが可能です。

 

 

 

 

 

 

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京都 宝鏡寺・雛祭 (3月1日)

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ここ宝鏡寺は、別名「人形寺」として有名です。

代々天皇の皇女が宝鏡寺の住職を務めました。

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そのため御所から度々人形が贈られました。

春の人形展の開催は、3月1日から4月3日まで。

また、本堂や阿弥陀堂も特別公開され、見学する事が可能です。

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宝鏡寺のひなまつりは、この春の人形展の最初を飾る大切な行事となっています。

本堂には、「曲水の宴」「桃の節句」「雛まつり」の三場面が人形で再現。

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貴重な人形で再現されたひな人形は、一見の価値があります。

特に古い人形に興味がある方には、魅力的な光景でしょう。

昭和32(1957)年の秋から始まった人形展で宝鏡寺伝来のお人形などを一般公開するようになり、またその頃から人形供養も承るようになったことから、「人形の寺」と呼ばれるようになりました。

孝明天皇ご遺愛の人形をはじめ、皇族ゆかりの由緒ある人形が数多く保存されています。

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島原の大夫によるあでやかな舞のお披露目です。

多くの人が詰めかけるため、雛祭は2012年春より申込制となりました(※本年度の申し込み受付は2012年12月31日にて締め切りました)。

 

人形よ 誰がつくりしか

  誰に愛されしか 知らねども

    愛された事実こそ

      汝が成仏の誠なれ

             武者小路実篤

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お守りの説明文

「その人形が人を悲しい目や辛い目に遭わせるようになるとは考えたくありません。

いつまでも私たちに心の安らぎを与え、吉祥の人形となりますように願いをこめて・・・」

 

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宝鏡寺のひなまつりは、写真撮影・録画・録音は一切禁止。


■場 所: 宝鏡寺

■期 間: 境内自由

雛祭:3/1(※毎年同じ日程です)11時~11時半、

人形展:3/1~4/3(※毎年同じ日程です)

■料 金: 拝観料:600円

雛祭イベント参列:1000円

人形供養のお供養料は3,000円から


■アクセス: 市バス9「堀川寺ノ内」

京都駅から地下鉄に乗車、鞍馬口駅で下車して徒歩約15分。

または、今出川駅で下車、同じく徒歩15分ぐらいで到着します。

市バスで行く場合は、9系統に乗車して、堀川寺之内で下りてすぐですよ。

■お問合せ: 075-451-1550

■詳細ページ:http://www.hokyoji.net/

 

 

 

 


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京都 北野天満宮・梅苑公開 (2月25日)

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開苑期間 2月11日~3月下旬 公開予定

 

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京都きっての梅の名所、北野天満宮での名物「老梅」は毎年2月初旬頃に見ごろを迎えています(その年の気候等により前後します)。

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広い梅園には2,000本以上の梅が甘い香りを放っています。

種類も花の色も豊富な天神さんの梅は、1月に入ると名物の老梅が、2月上旬頃からは早咲きの梅が咲きます。

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2月の梅の咲き具合を見てから公開期日が発表され、2~3週間は公開されます。

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「 東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春を忘るな 」の銘歌を詠まれ、文道の大祖・風月の本主と仰ぎ親しまれる平安朝を代表する文化人菅原道真公は、殊のほか梅を愛された。

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北野天満宮は全国各地に菅公をお祀りする天満宮や天神社の宗祀であり、約2万坪の境内に50種約1,500本の縁の梅がある。

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早咲きの梅は例年12月中旬頃からつぼみがふくらみ始め正月明けに冬至梅・照水梅・寒紅梅等が寒さの中、春を告げるかのように咲き始め境内一円馥郁な香りで包まれる。

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梅苑は例年2月初旬に公開。 2月下旬から3月中旬までが最も美しい時期となる。

尚、天正17年(1589)に豊臣秀吉公が京洛の区域を定めその境界と水防の為、京都の四囲に築造した御土居(国指定史蹟)の一部が当宮の境内に残っており梅苑内で同時公開される。

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国指定史蹟御土居(おどい)も同時公開

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宝物殿 特別公開  (梅苑公開期間中)

 

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梅花祭

2月25日は菅公の命日にあたり梅花祭が斎行され当日は上七軒歌舞会協賛の野点茶会が三光門前西広場にて催される。

午前10時から午後4時まで

梅苑:有料   [茶菓子付]

大人 600円 (中学生以上)

小人 300円 

30名以上1割引 但し25日・土・日曜・祝日を除く

身体障害者割引

大人300円・小人150円

いずれも茶菓子付

 

梅苑開設
     
昭和41年/面積:5,000坪 (内御土居2,000坪)

 

[開場時間]

午前9時より午後5時までと致します 毎月25日は、縁日のため駐車できませんのでご了承下さい。

■場 所: 北野天満宮

■期 間: 2月25(※毎年同じ日程です)

■時 間: 10~15時

■料 金: 茶拝服券 1500円(宝物拝観と御供物付)

■アクセス: 市バス50「北野天満宮前」

■お問合せ: 075-461-0005

公式ホームページ http://www.kitanotenmangu.or.jp

 

■アクセス

名神高速道路南インター又は東インターより約30分

JR京都駅より市バス50・101系統JR・地下鉄二条駅より市バス55系統

JR円町駅より203系統

地下鉄今出川駅より市バス203系統

京阪出町柳駅より市バス203系統/京阪三条駅より市バス10系統

阪急四条大宮駅より市バス55系統

京福電車白梅町駅より徒歩5分

※いずれも北野天満宮前下車すぐ


[参拝者専用駐車場完備]

駐車は、参拝時間内に限ります

大型バス・乗用車

 

 

 

 

 

 


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